学校日記

12月24日全校集会

公開日
2010/12/24
更新日
2010/12/24

学校生活

 12月24日(金)2限終了後、体育館にて全校集会が行われました。

 まずは、3年生副担任で、3年生と1年生の英語担当、さらに男子テニス部顧問の齊藤先生がこの12月27日付けで、本校を去ることになりました。齊藤先生は、病気休暇中の松下先生の補充できてくれていましたが、このたび、松下先生の体調が良くなり復帰するにあたっての退職です。

 齊藤先生から、みなさんにお別れの挨拶がありました。「バランス」という言葉が好きで、それをいつも念頭において生活しています。みんなもいつでも、バランス良く物事を考えたり、自分の人生を歩んで行ってもらいたいです。
 こんな挨拶で、全校生徒にむけてメッセージもくれました。齊藤先生、本当にありがとうございました。



 その後、表彰が行われました。


 さらに、校長先生から次のような講話がありました。

 先日3年生の女子十数名が卒業アルバムづくりをやっていました。中会議室入り口が開いてなくて、開けてあげると「ありがとうございました」とみんなにこにこ顔で入っていきました。いい言葉と笑顔に、きっと良い作品ができるだろうと思いました。
 二年生が過日学年レクレーションを実施しました。とても盛り上がった楽しい会でした。終わりに窪田先生から「皆さんの見る態度がとてもよかった」と言う話しがありました。
 1年生が障がい者体験学習を実施しました。寒い日にも関わらず大勢のボランティアの皆さんにより、とても良い体験ができました。新しい生徒会役員さんも早朝ゴミ拾い活動などにがんばってくれています。
 
さて、今年の世相を表す漢字一字は「暑」でした。夏の記録的な猛暑や、チリ炭鉱落盤事故ではトンネル内の暑さ、「はやぶさ」帰還時に暑さに耐えカプセルを持ち帰ったことなどが理由のようです。
 本校の一字はどうでしょう。「失」か。学校としてここ数年積み上げてきた信頼や絆を少し失って残念に思っています。後半、生徒指導の問題が多く、保護者や地域、君たちにも心配をかけました。9月には茶谷教諭が他界し心にぽっかり穴が開いたような大きな喪失感にも包まれました。いるべき人がいなくなると全体に安定感に欠けます。私の顔が暗くなったとの話しも聞きました。申し訳なく思っています。
しかし、失った生命は甦らないが、それ以外はほとんど取り返せます。幸い君たち達の笑顔があり、保護者・地域の温かい支えがあります。来年はまた、一歩前進した高野口中学校でありたいと願っています。
 
 終わりに、年末のことを古い言葉で「節季」といいます。大人達は、たまった勘定を支払ったり、整理をしたり何かと忙しいときです。冬休み、家族で過ごす時間が多くなります。三年生は受験があり大変だと思いますが、家族の一員として大掃除や買い物などできる範囲のことを手伝い、父や母を助けてやって下さい。交通事故、火遊びやネット上のトラブル等に気をつけ、よいお正月を迎えて下さい。来る年が皆さんにとってよい年となるようお祈りし、年末集会の話しとします。