学校給食週間
- 公開日
- 2009/01/26
- 更新日
- 2009/01/26
今日の給食
1月26日(月)〜30日(金)は学校給食週間です。
ついては、給食委員の2名が職員室の放送室に来て、給食の時間に全校放送をしてくれました。放送内容は以下の通りです。
今年も給食週間をむかえました。
毎日、当たり前のように食べている給食が全国的に始まったのは、戦争が終わったばかりの、昭和21年12月24日のことです。
そのころの日本は、戦争に負けて、お金も食べ物もなく、死んでしまう人もたくさんいました。小学校6年生の子の身長が、今の小学校4年生の子くらいしかなかったのです。そこで、アメリカや他の国々から脱脂粉乳や小麦粉、缶詰などが送られてきました。これらを利用して東京などで学校給食が始まったのです。そして、たくさんの人のおかげで給食ができたことに感謝し、給食についてよく考えるために給食記念日が設けられました。
給食が始まったのは12月24日でしたが、学校が冬休みにあたるため、一ヶ月後の1月24日を給食記念日として、この日から1週間を学校給食週間にしたのです。
今日の献立は、今も昔も給食で大人気のカレーライスです。
給食の献立の中には、好きなものも苦手なものもあるかもしれませんが、給食はもちろん、たぶん私たちが食べている食べ物は全て、誰かが一生懸命作ってくれたもの、命あるものです。給食週間をきっかけに、食べ物の大切さや生産者の方などの苦労を考えるようにしましょう。
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1月26日 カレーライス
「給食で好きなメニュー」というアンケートを取ると、必ず上位に挙がるおなじみの料理です。インドからイギリスに伝わり、イギリスから日本に伝わったのは明治時代の初めごろで、今では本場インドの次にカレー粉を使うほど、カレーが親しまれるようになりました。「カレー粉」は、色のもとになるターメリック(ウコン)、辛さのもとのトウガラシやマスタード、食欲をそそるコリアンダーやクミン、他にもニンニクやショウガ、シナモンなどの12〜20種類の「スパイス」を合わせて作らせたものです。スパイスの種類や割合によっていろんな味のカレーができます。