生徒指導の取り組みについてのお願い
- 公開日
- 2009/05/13
- 更新日
- 2009/05/12
お知らせ
保護者のみなさまへ
橋本市立高野口中学校
校長 角谷 有造
生徒指導の取り組みについてのお願い
山々の新緑が鮮やかさを増し薫風が心地よい候、保護者のみなさま方にはおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素は本校教育活動にご理解、ご協力を賜りありがとうございます。
さて、新年度が始まり約1ヶ月が過ぎました。子どもたちは勉強にクラブ活動に熱心に取り組んでいます。そこで、より安全でより落ち着いた学校にしていくために、本校の課題の中で、特に下記の項目について職員一丸となって取り組んでいきたいと考えています。ご家庭でもその主旨、内容をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
記
1.子どもたちの登下校について
本年度より、自転車通学生のヘルメット着用義務化に踏み切りました。地域の方々から「高中の登校風景が変わった」と言われるほど子どもたちはヘルメットを着用して登校しています。ただ、中には途中まで自転車で来ている生徒や、ヘルメットを着用せず自転車に乗っている生徒、変形ハンドルやハブステップをつけた自転車に乗っている生徒もいます。このようにまだまだ課題はありますが、子どもたちの命を守るために登下校時の交通指導や自転車点検等を実施していきます。
本校の自転車通学許可条件を今一度ご確認ください。
◆自転車通学の許可条件◆
(1)自転車について
①普通自転車で(競技用車は不可)、不要な部品を取り付けて
いないこと。
※ここでいう普通自転車とは、ハンドルが一文字・アップ、
ドロップ等の変形ハンドルやハンド ルの角度を変える
などの改造、ハブステップの装着を行っていない自転車です。
②車体には、防犯登録証が付いていること。
③定期的に整備・点検されていること。
※鍵、ライト、前後ブレーキ、ベル、リアリフレクターが装備され、
かつ正常に機能すること。
④氏名が記入され、本校発行の許可ステッカーが貼付されていること
(後輪の泥よけ後部)。
(2)登下校における自転車乗車について(練習試合等の移動もふくむ)
①ヘルメットを着用し、あごひもをしめる。
②許可された通学路を通ること。
③雨天時は必ず雨ガッパを着用すること。
④交通指導員や見守り隊の方、学校職員の指示に従うこと。
⑤交通ルールを遵守すること。
・車道通行時は左側を通行し、スピードを出し過ぎない
・自転車歩道通行可の標識があるところでは歩道を通行する
(徐行、歩行者優先)
・二人乗りの禁止
・並走の禁止
・信号無視の禁止
・日没時の無灯火運転の禁止
・傘さし運転手荷物運転の禁止
・交差点や踏切、指定場所での一時停止
(3)学校における注意事項
①点滅信号から学校までの坂道では、上り下りとも降車し自転車を
押すこと。
②グランド内を走行しないこと。
③校内はすべて徐行すること。
④自転車は指定された自転車置き場に駐輪し、施錠すること。
⑤ヘルメットには名前を記入し、指定された場所に保管すること。
⑥部活動時は荷物とともにヘルメットを持ち出し、各自で保管する
こと。
(4)罰則規定
項目 … 許可条件(1)〜(3)
特に、ヘルメット未着用、二人乗り、ハンドル改造、ハブステップ
装着、保安部品の未装着、指定場所以外への駐輪
措置 … 1回目 口頭注意
2回目 家庭連絡し、一週間の自転車通学禁止
3回目 家庭連絡し、自転車通学の無期限停止
※自転車通学を許可されていない者が自転車で登校した場合
1回目 家庭連絡し、一週間の自転車学校保管
2回目 保護者学校招致し、厳重注意及び指導
(自転車学校保管期間を保護者と相談)
※上記項目以外の違反については、学校職員の指示に従うこと
2.基本的な生活習慣の確立について
(1)服装・頭髪等について
服装規定に違反している服装や頭髪をしている子どもが多い
のも本校の課題の1つです。「服装の乱れは、心の乱れ」とさえ
言われています。
より落ち着いた教育環境にしていくために、変形の制服は
もちろん、だらしない着こなしもなくしていきたいと考えて
います。ご家庭でも子どもの服装についてお話をしていただけ
たらと思います。
○変形の制服
○必要以上にサイズの大きなズボン(成長を見越して大きなサイズ
を購入される場合は裾上げ等を施してください)
○女子の短すぎるスカートやだらしない着こなし
○茶髪等の髪の毛の脱色や染色
○目がかくれるような髪型(女子の長い髪の毛はくくるか編む)
○アクセサリー(ピアス、ネックレス、指輪、ミサンガ等)
以上の項目について、期限を切って指導していきます。改善が
見られない場合は家庭連絡をはじめ、生徒指導部で指導します。
(2)校内への不要物の持ち込みについて
携帯電話、お菓子類、ゲーム・マンガ本等は、学校生活に
必要のない物と考えます。
持ち込みが発覚した場合、学校で没収し、保管・処分させて
いただきます。
※携帯電話については、特別な事情がある場合は担任に申し出て
ください。
協議の上、学校長が認めた場合につき特別に持ち込みを許可
します。ただし、その場合も学校にいるときは担任に預ける等
ルールを守ってください。
(3)時間を守る
社会に出たとき、遅刻や無断欠席することほど他人から信用
されないことはないといっても過言ではありません。義務教育の
最終段階である中学校で遅刻をくり返すことは、そういう意味でも
許されるものではありません。
遅刻をくり返す子どもについては、ご家庭と連絡を密にしながら
遅刻をなくしていきたいと考えています。