第37回 橋本市立高野口中学校 入学式 式辞
- 公開日
- 2019/04/09
- 更新日
- 2019/04/09
校長室だより(txt)
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やわらかな日差しが日一日と暖かさを添え、校庭のあちこちに春の訪れを感じる佳い季節となりました。また校庭に咲く満開の桜もみなさんのご入学を祝福してくれているようです。
77名の新入生のみなさん、ご入学 おめでとうございます。みなさんは、今から、橋本市立高野口中学校の生徒となりました。
教職員、在校生一同、みなさんのご入学を心からお祝いし、歓迎いたします。
高いところからではございますが、ご来賓の皆様方には、公私ともにお忙しいなかこの入学式にご臨席を賜りました。深く感謝申し上げます。
誠にありがとうございます。
また、保護者の皆様方、お子様のご入学 おめでとうございます。
朝から中学校の制服に身を包み、先ほどからの体育館への入場の姿や
入学認定でのお子様の様子を見るにつけ、本日のお慶びも なお一層のものとなったことと思います。
教職員一同、心よりお祝い申し上げます。
さて、新入生のみなさん、
今日からいよいよ中学校生活の第一歩を踏み出します。
この伝統ある高野口中学校の生徒として、「誇り」と「自覚」を持って学校生活を送って欲しいと強く願っています。
今月1日には、新しい元号が発表されて、この5月からは、いよいよ平成の時代から令和の時代へと変わります。今わたしたちは、まさに歴史が大きく変わろうとする瞬間に立ち会っています。
世の中が大きく動いている時だからこそ、今日からの3年間、一人ひとりが 「 歴史を創る主役になってほしい。」 と願います。
そのためにも、時代の流れに身をまかすだけの傍観者ではなく、自分自身が行動していく働きかける ” 挑戦する姿勢< チャレンジ精神 > ” を大切にして欲しいと思います。
わたくしから、新入生のご入学の節目にあたり、この言葉をお贈りしたいと思います。
それは、20世紀の偉大な科学者であるアインシュタインという人の言葉です。相対性理論という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
小学校から英語を学習しているみなさんだから、英文です。
“ Anyone who has never made a mistake has never tried anything new! ” という言葉です。
これは、「 失敗をしたことのない人間は、新しいものに挑戦をしたことがない人だ。」 という意味です。
逆に考えると、「 何か新しいものに挑戦すれば、失敗はつきものだ。」
とも考えられます。
挑戦して成功することで、きっとあなたは大きな自信を獲得することでしょう。一回りも二回りも心身ともに成長を遂げるでしょう。
反対に、失敗をしたからといって、自らをダメな人間だとか 何もできないんだと思う必要なんて全くありません。やり直せばいいだけです。
失敗にクヨクヨなんていりません。
たとえ、失敗をしたとしても
高中の先生なら、“ よく、がんばったなあ! ” と評価しながら、次の道標<みちしるべ>へのアドバイスをしてくれるはずです。
また、高中の先輩なら、自分の失敗談を聞かせてくれて落ち込んだ気持ちを和ませてくれたり笑わせてくれたりして、きっと励ましてくれるでしょう。
きっとチャレンジしたことへの熱意は、まわりの人たちに伝わるはずです。
失敗は、成功に至る唯一の過程なのです。
保護者のみなさま、 これからの3年間、
お子様たちは、思春期の真っただ中という、大人へ成長していくための
大切な時期を過ごしていきます。
自らを高めていこうとする 『 向上心 』、
困難にぶち当たっても折れない『 粘り強さ 』、
人を思いやる 『 優しい心 』 など
この時期だからこそ、
自らが獲得していくこと、そして将来のために身につけていかなければいけないことが、たくさんあります。
教職員一同、全力でお子様の教育にあたり、健全な成長へのサポートをしていく所存です。
どうぞ、本校教育活動へのご理解、ご協力をお願いいたします。
さあ、新入生のみなさん、今日からいよいよ中学校生活の始まりです。
みなさん、頑張ってください。 期待しています。