読書のすゝめ その2
- 公開日
- 2020/04/27
- 更新日
- 2020/04/27
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みなさん、元気に過ごしていますか?
国語科から本の紹介の第2弾です。
今回も1年生の国語の教科書から、読書に親しむために載せられた作品を紹介します。
P80〜『光る地平線』とP190〜『桜守三代』です。
空腹にたえられず横たわる孤独なライオンは、一本の木の下で動物たちが作る不思議な行列を見つけます。その最後尾にならんだ彼は、一頭の老ライオンと出会って……。魚住直子さんの短編集『クマのあたりまえ』に収められた「光る地平線」。静かで不思議な世界の中で心がゆさぶられる作品です。家族で、じっくりと読んでみて下さい。
日本人は花といえば「桜」を思い浮かべますが、「桜守」という言葉を知っていますか?
『桜守三代』は、京都で造園業を営む佐野藤右衛門さんの「桜守」の活動を丁寧に取材し書かれたノンフィクション作品です。祖父の代から三代にわたり、日本各地の名桜・老桜を見守り続けてきた16代目藤右衛門さんの思いが、その言葉で語られています。柔らかな京都言葉にほっこりしつつ、こんな活動があるんだなあと知ってください。
合言葉は「Stay Home🏡」です。