読書のすゝめ その3
- 公開日
- 2020/05/11
- 更新日
- 2020/05/11
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みなさん、元気に過ごしていますか?
国語科から本の紹介第3弾です。
今回は、2年生の国語の教科書から、読書に親しむために載せられた作品を紹介します。
P76〜『世界で一番の贈り物』とP180〜『小さな町のラジオ発』です。
中古の机を購入した「僕」。開かずの引き出しの中には、戦場の夫から妻に宛てた一通の手紙が入っていました。「僕」はその手紙を持ち主に渡しに向かい……。みなさんは、第一次世界大戦中にあった「クリスマス休戦」を知っていますか。戦場で敵対する兵士たちが、クリスマスという特別な日だけは武器を持たず、一緒に祝い合ったのです。兵士たちの平和への願いや思いやりに心が温まると同時に、戦争のおろかさや残酷さも強調されるお話です。
そういえば、みなさんは情報を仕入れるときどのようなツールを使用しますか?最近では、Twitterなどの誰でも書き込めるSNSから情報を知るというのも多いのかもしれません。しかし、だれでも書き込める一方、デマや誤った情報も多く、自分で正しい情報を取捨選択する必要があります。
この作品では、東日本大震災の時に開設されたラジオ局(臨時災害放送局)の「りんごラジオ」を舞台に、小さな町の小さなラジオ局での様々な「声」を描いています。このような時こそ、災害時にも役に立つ“ラジオ”に少し注目してみるのもいいかもしれません。
合言葉は「Stay Home🏡」です。