学校日記

5月29日(金)  放送集会 「 来週から、学校の再開だ!」 校長先生 と 生徒指導担当の木瀬先生 からのお話

公開日
2020/05/31
更新日
2020/05/31

学校生活

【 校長先生 からのお話 】

 みなさん おはようございます。
先週から、各学年で午前・午後と分けての分散登校、また今日は久々一堂に会して、全校登校日とご苦労様でした。
先生方も、生徒の皆さんが元気に登校してくれたことで表情も柔らかく声の張りが感じられるようになってきました。
また寂しかった校舎にも、皆さんの元気な声が響くようになりました。

 さて、5月の3回の登校を終えて、来週に向けての体と気持ちの準備は整いましたか。
いよいよ、6月1日からは、学校の再開です。
高中生徒の「元気の良さ」や「前向きさ」を大切にしながら、みんなで頑張っていきましょう。
しかし、コロナ感染症への油断は禁物です。朝からの検温や体調管理は、今まで通り、万全を期しながら取り組みを続けていってほしいと思います。

 “ あ〜あ授業が始まってしまう… ” “ 部活動がまだなんてさみしい… ” と、泣き言を言っても始まりません。
来週からは、学校には数多くの友達や先生が待っています。
つらいこと、しんどいことを共に乗りこえられる友人たちがいます。不安なこと、心配なことに耳を傾けてくれる先生らがいます。そのことを忘れずに来週からの学校再開に臨んでいきましょう。
不安があるから、しんどいからといって、甘えに走ってしまうのは、中学生そして高中生としては、少し恥ずかしいことだと思います。そのことを頭に入れて、『 やる時はやる! 』スイッチを大切にしてください。

 最後にもう一つだけお伝えします。
1年生の登校は今日を入れて5日しか経っていません。きっと、どこにどの教室があって、先生の名前すらわからない状態だと思います。だから、2・3年生の上級生の皆さん、1年生が困っているような時があれば手助けをしてあげてください。よろしくお願いします。

 それでは、来週から元気な顔を見せて下さい。これで私からの学校再開にあたっての挨拶とします。


【 生徒指導担当の木瀬先生 からのお話 】

 長かった臨時休校ももうすぐ終わろうとしています。世間では学習の遅れを心配する声も多く聞こえ、不安も多くあるでしょう。また学習面でなく学校という集団生活のリズムに戻すことへの心配もあることだと思います。
普段通りの学習が出来なかったり、部活動が出来なかったり友達と遊べなかったりなどできなかったことを上げ始めると、不安や不満で押しつぶされそうになる人もいるかもしれません。

 しかし、出来なくなってしまったこと以上に、この期間でしか出来なかった体験や経験があり、今までなかった力がみんなにはついたことだと私は信じています。
とは言っても、普段通りの生活に戻ることへの不安は多少なりともあるでしょう。
日本でコロナの感染を封じ込められていることが、海外では「ミステリー」だとか「奇跡」だと言われています。しかし、私は、それが日本のみなさんが一つとなってコロナと闘おうとしたからだと思っています。
みなさんがそれぞれ自分のしたいことを我慢したり、また新しい過ごし方を発見したりするなどして、自粛するという形で、コロナと闘ったことがその結果を呼んだのでしょう。

 今一度この頑張りを思い出し、高野口中学校でもみんなが一つとなって、この危機と言われる状況を乗り切りましょう。

 そこで、今から高野口中学校全員が特に意識をして、取り組みたいことを以下にあげたいと思います。

1.時間を守って動きましょう
・授業の開始のチャイム、掃除や振り返りタイムといったチャイムできちんと切り替えをしよう。
・先生が来てから動くのではなくて、自分から主体的に動くことを心がけよう。

2.服装、身だしなみをきちんとしましょう
・6月1日から夏服への完全移行です。
・名札の着用、中のシャツ、ボタンなどきちんとして、身だしなみを整えよう。

3.話をきこう
・分散登校中どのクラスでも集中して、授業を受けている姿が見られました。
・学校生活にも慣れだして、来たころにもう一度気を引き締めるようにしましょう。
・今後もメリハリをつけて授業に取り組みましょう。

4.交通マナーを守りましょう
・警察の方が先日学校に来てくれました。
・6月1日に朝から警察の方と協力をして交通指導にあたる予定をしています。
・自転車で並走する姿をよく見るというお叱りを受けました。今後は取り締まりを強化していくようです。特にきのこ公園付近での道への広がりが気になるとことですので、心当たりがある生徒は気を付けるようにしましょう。
・学校の下り坂を自転車に乗って下るのは危険です。分散登校中にも坂道で怪我した生徒も出ています。学校の坂道を下るときは、必ず自転車に乗らず、押すようにしましょう。

 ここであげたことは、当たり前の事かもしれませんが、当たり前のことを当たり前に取り組めることは素晴らしいことです。
高野口中学校生徒の全員が、力を合わせて上記のことに取り組み、もっともっと素晴らしい高野口中学校を作っていってくれることを期待しています。ともに頑張りましょう!