硲先生による人権学習(2年生)
- 公開日
- 2014/12/05
- 更新日
- 2014/12/05
学年
12月4日(木)本校の元校長先生であり、現在は人権擁護委員をされている硲重治先生を講師先生にお迎えし、2年生各学級において「人権学習」の講話をしていただきました。
テーマは、『リスペクトアザース』
『リスペクトアザース』つまり、日本語では、『他人を尊重する』という意味です。
つまり例えば、
・相手に敬意を払う
・他の人の意見や考えを大事にする
・同じ人間は一人もいないのだから、人と違っていることを大事にする
・他の人の気持ちや生き方を尊重する
・他の人の権利を尊重する
など、このようなことです。
このことを大切にしようと、まずは、ドラマ『リスペクトアザース』を鑑賞しました。
主人公の男の子が、アメリカ生活と日本の生活の違いについて感じたことを振り返りました。
・多様な人種の人々が暮らすサンディエゴで、幼少期からリスペクトアザースという言葉に親しみ、無意識のうちに、他者との付き合い方の基本としていたこと
・日本では、皆が他者と大きく違わないように、なるべく同じようになるよう非常に気をつかっていること
・自分が上手くできたことを周りの人に伝えたらそれは、自慢だといわれたこと
・相手の気持ちになれば絶対にいえないようなひどい言葉を言っても、冗談といってうやむやにすること
そんな主人公は、嫌気がさしていたが、かつてのサンディエゴの友人から、自分自身が、周囲の友人一人ひとりに対してリスペクトの心を持っていただろうかと指摘され、そのことを意識するようになり、自然と周りの雰囲気もよくなってきたこと。
そんなことをドラマから学びました。
2年生では、以前より「心」が育ってほしいという思いがあり、本日、硲先生のお話は、生徒たちの心に大変響いたと思います。
感想文にもそれぞれ学んだことが書かれていました。良い機会を与えてくださった硲先生ありがとうございました。