４月８日（木）「平成２２年度始業式」が行われました。

◆校長先生の式辞◆
　江戸時代の国学者で、古事記の研究で有名な本居宣長は、「日本人のこころ」を
敷島の大和心を人とわば　朝日ににおう山桜花　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本居宣長
と表現しました。
　山桜が美しく、新しい生命の営みを感じる春に、君たちと新学期を迎えることができ、とてもうれしく思います。先ほど、大勢の新しい先生を紹介いたしました。君達のために、がんばってくれると思います。

　4月4日に産業文化会館で吹奏楽部のコンサートを聴きました。顧問の先生、部員の皆さんにあらためて敬意を表します。本当にすばらしいコンサートに感動しました。また、その他の部も春休み中熱心に練習していました。この春、私は希望でいっぱいです。　

　さて、新3年生
卒業式にも話したように、高野口中学校は今大変落ち着き、よい学校になってきたと地域で言われています。ボランティアのみなさんもたくさん来てくれます。外から来てくれた人々を気持ちよく迎えると言う、よき財産を今度は君たちが受け継ぎ、より発展させていく番です。生徒会の皆さんもとても意欲的です。明るく元気のある君達なら、より素晴らしい高野口中学校にできると思います。君達に大きな期待をします。

　新2年生
何かを問いかけるととても反応よく返事が返ってきます。元気いっぱいな2年生です。今度は、君たちが先輩と呼ばれます。人が人を信頼するのは学年が上だからではありません。話を聞いてくれる、一緒にがんばろうと励ましてくれる、厳しいけど理屈にあった指導をしてくれる、こんな時なのです。真ん中の学年として、「いい先輩だなあ」と下級生から慕われ、信頼される先輩になって下さい。

　終わりに、今年も①授業をきちんと聞き、家庭学習を毎日続けよう②挨拶をきちんとしよう③早寝、早起き、朝ご飯で規則正しい生活をしよう　3つの約束を話しておきます。

　明日から、新1年生が入学してきます。気持ちよく向かえるため、この後の準備をよろしくお願いします。先生方も元気いっぱいです。明るい元気な学校づくりに協力してください。終わります。


　その後、生徒指導の中尾先生から、携帯電話の注意、送迎の駐車場の連絡がありました。そして、校長先生から、職員紹介が行われました。各学年の担任・担当教科・部活動の紹介が行われました！！発表されると、体育館中、歓声やどよめきが湧きあがっていましたよ。