本年度をふり返って
- 公開日
- 2010/03/24
- 更新日
- 2010/03/24
お知らせ
PTA文化広報部発行「あじさい」(第2号)より
本年度をふり返って
自分のことで恐縮ですが、昨年4月に、はじめての小学校勤務ですという自己紹介からスタートしてもう1年が過ぎようとしています。学校としましては、大きな事件・事故もなく、平成21年度末を無事迎えます。これも保護者や地域の方々など多くの皆さまにご支援とご協力をいただいての賜と感謝しております。
本年度の諸行事について印象に残ることをいくつかあげますと、まず全国の学校等同様であったと思いますが、新型インフルエンザに振り回された1年でした。それに対応して運動会の実施をはじめ社会見学や修学旅行、対外行事への児童参加等、諸行事を控えるごとに気をもまされるとともに、特に卒業前の6年生では授業時数確保のための補充授業を工夫して行ってきました。
また、より開かれた学校を目指して、各種行事をできるだけ多くの地域の皆さまにも公開し参加していただくことや、本校Webページ(ホームページ)の更新も頻繁に行うことに努めてまいりました。さらに充実させていく所存です。
一方、PTA活動では、昨年度に引き続き、保護者どうしが交流できる学級懇談会や子育て懇談会等を行いました。本校の日程上の不手際もあり、参加人数が少なく感じるときもありました。今後も親どうし、そして親と教員そして地域の方々との連携を密にしていくことがますます必要であろうと思っています。さらなる積極的な参加をお願いいたします。
他にも、ジャイアントカボチャ、キッズシェフ体験、音楽鑑賞会等々、たくさん思い出されますが、中でも、本年度から食育を重視し、とりわけ給食に係るアンケート調査や食育授業を行うなどさまざまな取り組みを行ってきました。特に、学校保健委員会での学校医の康(こう)医師からの食に関するご助言の内容はまさに“目から鱗”の思いでした。
最後に、小学校に勤務させていただいて、保・幼−小−中学校のさらなる連携の必要性をしみじみと感じています。互いの学校文化の違いを認識して、各学校間の接続の問題を中心として解決しなければならない課題が残されているように思います。次年度はこのことにも重点をおいて、研究を推進してまいります。
平成22年度も、学校の危機管理を怠ることなく、児童とそのご家族、地域の皆さま、そして職員等が健康で安全に過ごせる学校そして地域を保持していけることを祈念します。どうもありがとうございました。
校長 井上淳一