学校日記

☆ 7月2日の給食

公開日
2014/07/02
更新日
2014/07/02

給食

7月2日(水)

 今日の献立は、げんきっ子こんだてです。牛乳・ごはん・ひね鶏のすき焼き風煮・じゃこサラダ・半夏至(はんげし)もちでした。


 食育だより 〜たべもので元気〜

 今日の給食は、郷土料理の半夏至もちです。
半夏至というのは、一年で一番昼が長い夏至の日から数えて、11日目のことです。今年は今日です。半夏至は、田植えをこの日までに終わらせる目安だったんです。

 無事に田植えをすませて、ほっとした日のお祝いの食べ物が今日の「半夏至もち」です。もち米と小麦を一緒につくので、プチプチした歯触りの小麦もちです。

 昔は、たくさん作って、ご近所におすそ分けをしました。最近は伊都地方では小麦を育てる農家がほとんどないので、家ではあまり作らなくなりました。

 半夏至もちは、給食試食会で保護者の人に聞くと、ほとんどの人が知りません。でも、昔から食べられてきた郷土料理です。お家の人にも教えてあげてくださいね。


 ほかに、橋本市のひね鶏をすき焼きにしています。関西では、すき焼きといえば牛肉を使いますが、関東などでは豚肉や鶏肉もよく登場するそうですよ。

 6月の給食は、残念ながらお残しが多い月になりました。煮物や汁物が特に多いです。煮物や汁物の汁には、肉や野菜の栄養が溶け込んでいます。夏バテ防止に全部食べましょうね。

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 半夏至もちには、きなこがまぶされていて素朴な味がしました。柔らかいとか、はっきりした味の食べ物を食べ慣れていると、ちょっと戸惑いがあったかもしれません。食べ物の歴史や、昔の人々の思いを知って味わうのも大切だなと思いました。どうもごちそうさまでした。