学校日記

5年生宿泊研修 1日目 飯ごう炊飯編

公開日
2010/06/02
更新日
2010/06/02

5年生

 1日目の昼食の後、白崎青少年の家に行きました。青少年の家に着くと、子どもたちは荷物を自分たちの泊まる部屋に運び、それから夕食を作りに「集いの広場」というところに集合しました。

 まず青少年の家のスタッフの方から飯ごう炊飯についての説明を聞き、ものすごい風の吹く中、夕食のカレー作りに取り掛かりました。

 お米を研ぐ子、野菜を洗って切る子、火を起こす子。それぞれ自分の担当場所にわかれて夕食作りを始めました。

 カレー作り担当の子は、
「これくらいの大きさでいい?」
と確認したり、
「次、これ切ってくれる?」
「じゃがいもの芽のところは、こうやって取るんやでなぁ?」
といいながら、上手に皮をむいたり、ちょうどいい大きさに切っていってくれました。

 火を起こす子は、青少年の家のスタッフの方や、校長先生、横谷先生から薪に火をつける方法を教えてもらいながら、火の準備をしていました。
「うわ、あつい。」
「火、消えそうや。木、そろそろ入れたほうがいいかな?」
など、怖々ながらも一生懸命火を消さないように気をつけながら薪を燃やしてくれました。
 洗い終わったお米や、切り終わった野菜の入った鍋を火にかけ、
「そろそろ煮えたかな?」
と何度もお鍋の中の様子を見ながら、ご飯を炊いたり、野菜を煮たりしました。

 カレーができた班から、お皿を用意して
「いただきまぁす!!」
と元気な挨拶をして、自分たちの作ったカレーを食べました。どの子も、
「おいしい!!」
とにこにこしながら食べていました。

 さて、食べ終わった後は片付けです。行く前から青少年の家では、洗い終わった食器やなべなどをスタッフの人が厳しくチェックして、少しでも汚れが残っていると洗い直しがあると聞いていました。
 子どもたちはみんなで協力しながら、寒い中で冷たい水を使いながらも、お皿もスプーンもお鍋もみんなピッカピカになるまでごしごし洗ってくれました。中には、ほんの少し鍋の隅やお皿に汚れが残っていたために洗い直しになることもありましたが、
「あ〜、あかんだ。次は合格するようにするぞ。」
と言って、洗い直しをしていました。

「やったぁ〜、合格した。」
「よし!いけた。」
スタッフの方が合格を出してくれると、ものすごくうれしそうに同じ班の子のところに報告しに来てくれました。

 上手にカレーも作れたし、後片付けもものすごく上手にできたし、飯ごう炊飯、大成功!!でした。