立秋
- 公開日
- 2010/08/10
- 更新日
- 2010/08/10
校長先生より
8月7日は立秋でした。今年は梅雨明け以来、突然の猛暑。日本各地で記録的な暑さでした。まだまだ8月も始まったばかりと思っていました。
立秋の日の夕方、山道をジョギングしました。確かに昼間の熱気が残り暑いのですが、日の影が濃いことに気が付きました。これまでと違う感覚です。夕方の心地よい風が吹き抜け、空には見事な夕焼け。確かに秋が忍び寄っている・・そんな感じがしました。古今集に私の好きな短歌があります。
秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
(藤原敏行 古今集169首)
昔の人はすごいと思います。季節感に優れ、情緒表現も豊かです。
あわただしい日常であっても、季節を感じ、自然と共存していく。そんな姿勢を思い出さなければなりません。