横綱白鵬関が６２連勝、４場所連続で全勝優勝して大相撲秋場所が幕を閉じました。プロの世界で考えられない数字だと思います。技量、力量の差だけではないでしょう。ものの考え方、生き方、人格、すべてが備わっていなければ、このような大記録は達成できません。
優勝インタビユーで「なぜ、そんなに強いのですか？」と尋ねられた時のこたえが印象的でした。
「私は、決して強くありません。ただ運がありました。しかしこの運は努力した者にしか与えられません。相撲だけでなく何事にも努力しているものに神様が運をくれたのだと思います。」
日本人が忘れかけている「謙虚」「感謝」「忍耐」・・・それらを思い出させてくれているように感じました。
モンゴル人でありながら、表彰式では「君が代」をしっかり唄うこの人は、日本人より日本人的な心をもっていると感じました。
さあ、１１月の九州場所で伝説の「双葉山６９連勝」を抜くのでしょうか。
今から楽しみです。