大学生の就職
- 公開日
- 2010/11/25
- 更新日
- 2010/11/25
校長先生より
来春卒業予定の大学生の就職内定率は57%(10月1日現在)となり、1996年以来最低になったとの新聞報道がありました。
中には、50−100社に就職活動をしても、内定ゼロという学生も多いということです。自分自身を否定されているようで、疲れ果てて挫折する学生も多いようです。一生懸命勉強して大学に入学、そして卒業、しかしそこには厳しい現実が待っています。以前ならば、景気が回復すればという期待感がありましたが、今の日本の現状を見ていると、国際競争にも遅れをとり、明るい見通しがありません。よほど自分自身がしっかりしていないと、大学を出たけれど就職もできないという現実がさらに広がっていくように感じます。
ほんとうに大変な世の中になりました。学業以外に、自分で道を切り開いて生きていく力をつけなければなりません。家庭はもちろん小学校においても、
「自分でよく考え、行動できる力」をしっかりつけるという視点で教育を考えなければなりません。責任の重さを痛感します。