学校日記

東日本大震災

公開日
2011/03/14
更新日
2011/03/14

校長先生より

 3月11日(金)に東日本大震災が、関東、東北地方を襲いました。
大津波を伴い、マグニチュード9.0、数百年に一度という巨大な地震でした。
かつて経験したことがない災害です。
被災された皆様にお悔みを申しあげ、被災地の皆様には一刻も早い復興をお祈りするのみです。
遠く離れた和歌山でいったいなにができるのかを考えました。自然の脅威に対して、人の力のあまりにも無力なことを思い知らされました。
本日、全校放送を行い、この地震が意味するところは何かを、小学生にわかりやすく、自分の言葉で語りかけました。
当たり前の日常が当たり前でないこと、水や電気がいかに大切か、無駄にしていないか、急な災害への備えは十分か。

遠いところで起きた地震です。また、知人もいません。でも人ごとではなく、自分のことのように、思いやる気持ちが私たち大人にも、児童たちにも芽生えてほしいと願います。
児童会と相談して、子どもたち自らが義援金を募る活動を始めました。
金額は少額しか集まりません。でも、人の役に立ちたいと願う気持ちがあれば、必ずその気持ちが被災地に届くと思います。
日本国民全体の力を結集して、国全体の問題として、一刻も早い復興を目指さなければなりません。