桜・・・日本人が大好きな花だと思います。２週間前まで満開に咲き誇っていました。（写真上）
今は散り果てて、葉桜になっています。満開の時には日本中が「きれいだ」「花見だ」と大騒ぎ。でも散ってしまうとあまり見向きもされません。（写真中）
でも私はこの時期の桜が愛おしいです。「よくがんばって咲いてくれたね」という気持ちで幹をポンポンとたたきます。
夏が来れば、たくさんのセミが桜の木にとまります。くすぐったくないのかな。
でもだまってセミの居場所になってあげています。
秋になると葉が赤茶色に色づきます。冬になってすべて葉が落ちても、雪が積もれば両手を広げてすばらしい雪景色を演出してくれます。（写真下）
厳しい寒さに耐えて、次の春を待ちます。３月末から４月初旬にかけて約１０日間咲くために、１年かけて準備をしているように見えます。
私たちの周りでいきいきと大活躍している人も、きっと人に見えないところでしっかりと準備をしているんだろうな・・桜を見ていてそんなことを感じます。
本校児童も学校生活のなかでしっかり準備をして立派な大人になってほしいと願っています。