時の記念日
- 公開日
- 2012/06/11
- 更新日
- 2012/06/11
校長先生より
昨日6月10日は「時の記念日」でした。
天智天皇の時代に、日本初の時計が鐘を打った日が、6月10日であったことから、1920年に制定されたそうです。
由来や伝説はいろいろあると思います。この日を迎えてどんなことを考えるかは人によって様々でしょう。
私は、「時間の大切さ」を考えています。たとえば学校では、年間に約200日通学します。そして年間の授業時数は約1000時限です。
仮にチャイムが鳴って着席せず、3分授業開始が遅れるとします。このことは
年間に3000分、45分授業ですから67時限の授業がなくなったことを意味します。67時限ということは約2週間になります。
1時限ごとに3分ロスすると、1年間で2週間学校を休んだことになります。
私たちは日常の様々な場面で、貴重な時間をしっかり消費するのでなく、浪費していることが多いのではないでしょうか。
のんびりする時間も大切です。でも与えられた限られた時間を、いかに大切にして日々生活できるかで、その人の一生は大きく左右されます。
時の記念日にあらためて時間の大切さを心に刻みました。