時間を守ること
- 公開日
- 2010/03/04
- 更新日
- 2010/03/04
校長先生より
皆さんは「8時発」の電車に乗るとすれば、駅に何時に着きますか?
切符を買う時間や、改札を通ってホームに行くまでの時間を計算して5−10分前には駅に行かれるでしょう。
ある中学校での実話です。先生が「明日、8時ちょうどの電車に乗るから駅に集合しなさい。」と指示をしました。ところが当日、何名かの生徒が8時ちょうどに駅にきました。切符を買ってホームに行くと電車は出た後でした。
小学校でも同じようなことが起こっています。チャイムは「授業が始まる」という合図です。しかし、運動場で遊んでいる児童はチャイムが聞こえてから教室の方に向かいます。運動場から一番遠い教室までは4−5分かかります。その分を計算して4−5分前に教室に向かう児童はほとんどいません。学校の指導不足であり反省しています。学校では学力の向上と同時に、このような生活の中で必要な考え方や行動の仕方をしっかりと教えなければなりません。
ご家庭でも子どもたちに、朝学校に間に合うためには何時に起きれば良いかを考えさせ、自分で目覚ましをセットするように習慣づけることが大切です。
時間を守ることは、これから生きていく上で最も大切なことの一つです。