金本選手
- 公開日
- 2010/04/20
- 更新日
- 2010/04/20
校長先生より
日曜日の横浜戦で阪神の金本選手のフルイニング連続出場記録が1492試合でピリオドを打ちました。ほんとうにすばらしい記録です。今後プロ野球が末永く続いても決して破られることがない記録・・つまりアンタッチャブル・レコードだと思います。王選手の868本塁打に匹敵するのではないでしょうか。
10年以上もレギュラーとしての実力を保ち、体をケアし続けての大偉業です。
しかし、あえて苦言を言えば、「先発メンバーを外してほしい。」と金本選手に言わせないでほしかったです。最近の守備や打撃を見ていると気の毒な気がしました。監督やコーチがもう少し早く判断して休養を促すべきだったと思います。なぜなら、野球は団体競技です。ピッチャーはレフトに打球が飛べば目を閉じたでしょう。内野にゴロでしか返球できない状態は、すでに野球ではありません。ベンチには生活をかけて頑張っている他の外野手もいます。
「なぜ、自分を出してくれないのか。」と思っていたはずです。
巨人が9年連続日本一になった時、川上監督はあの長島選手を調子が悪いという理由で先発メンバーから外しました。ケガではなく「打てない」「守れない」という理由でした。法政大学出身の富田選手が見事に代役を務めました。
阪神がほんとうに強くなるためには、こういう厳しさが必要です。金本選手であろうと城島選手であろうと、力がなければ代えられる・・・これがプロだと思います。金本選手には一日も早く肩を治して「定位置」つまり4番、レフトに復帰してほしいと思います。