生活・学習アンケートから〜人間関係
- 公開日
- 2008/08/04
- 更新日
- 2008/08/04
学校あれこれ
今の社会は、少子高齢化や社会構造の変化が進み、その影響を受け、家庭や地域での子どもの生活も大きく様変わりしてきています。その結果、人間関係が希薄になり、自分だけが良ければという風潮に流されやすい傾向にあります。
しかし、相手の立場や気持ちを理解し、人と優しく接することが出来ることは、人間関係を基本とした社会生活を送る上で大切なことです。ただ、私を含めて、多くの人は自分のことで精一杯なのが現況だと思います。自分の生活や心の安定(余裕)があればこそのことだとも思いますが・・・
アンケートの結果をみると、
『人が困っているときは、すすんで助けている』では、「当てはまる・どちらかというと当てはまる」が270名(83.3%)、「どちらかというと当てはまらない・当てはまらない」が52名(16.1%)という結果でした。
『人の気持ちがわかる人間になりたいと思う』では、「当てはまる・どちらかというと当てはまる」が306名(94.4%)、「どちらかというと当てはまらない・当てはまらない」が16名(5.0%)という結果でした。
また、『いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思う』では、「当てはまる・どちらかというと当てはまる」が312名(96.3%)、「どちらかというと当てはまらない・当てはまらない」が10名(3.1%)という結果が出ています。
このことから、人に優しく接したい・いじめることはいけないことだという気持ちがあるが、すすんで助けるといった行動まではという傾向がうかがわれます。私は、今の子どもたちの現状をよくあらわした結果だと受け止めています。一度、親子や家族の皆さんで話し合ってみてはいかがでしょうか?
(文責 校長)