平成20年度 教育方針
- 公開日
- 2008/05/01
- 更新日
- 2008/05/01
教育方針
1 教 育 目 標
学びをたのしみ心豊かに生きる児童の育成
1 目指す児童像
(1)よく考え、学びをたのしむ児童
(2)命を大切にし、美しいものに感動する児童
(3)粘り強くがんばる、自立した児童
(4)お互いの違いを認め合い、他者の気持ちが理解できる児童
(5)みんなと力を合わせ、進んで行動する児童
(6)正しい生活習慣を身につけた健康で元気な児童。
2 めざす学校像
(1)明るく活気にあふれた学校
①あいさつを交わし合い、のびのびと活動する学校
②ルールを守り、言動にけじめのある学校
③いじめのない、だれもが安心できる学校
(2)学ぶ喜びにあふれた学校
①一人ひとりが目的を持って進んで学ぶ学校
②協力しながら学び合い、学ぶ喜びを体得する学校
(3)地域とともにある開かれた学校
3 教育信条
(1)児童の実態を的確に把握し、一人ひとりの能力に応じた指導によって、個性を伸
ばす教育を進める。
(2)学校・家庭・地域社会の役割を明確にし、協力して「生きる力」を育む教育を進
める。
(3)教育公務員としての見識を高め、豊かな教育実践に結びつく研修を進める。
4 本年度の努力点
(1)授業の工夫改善
①基礎的な知識や基本的な技能を習得する取組をすすめ、基礎学力の定着に努める
②自ら考え、進んで学習する習慣や態度を養う学習方法を工夫する。
③学力診断テストの結果を踏まえ、課題解決のための取組を進める。
④きめ細やかな指導を工夫し、個に応じた教育の充実に努める。
(2)人権教育の推進
①あらゆる機会をとらえて、人間尊重の考え方を培う。
②話し合いや助け合いを通じて、互いの人権を尊重する仲間づくりに取り組む。
③学校・家庭・地域が連携して、人権教育の推進に努める。
(3)特別支援教育の充実
①児童一人ひとりの実態や特性、発達段階を的確に把握し、能力や個性を伸ばす教
育を進める。
②特別支援教育コーディーネーターを中心に発達障害児童の実態把握と研修に努め
る。
③児童や保護者に特別支援教育(学級)に対する理解が得られるよう、学習の機会や
場の確保に努め、交流教育を進める。
④発達相談や医療相談など関係機関との連携を密にする。
(4)道徳教育の充実
①自他の生命を尊重する態度を養う。
②家庭や地域と連携し、ボランティア活動など体験を取り入れた道徳教育を進める
。
(5)生活指導の充実
①児童一人ひとりの理解に努め、信頼関係を深める。
②保護者との連携を密にし、協力して基本的生活習慣の定着を図る。
③仲間はずれ、いじめなどを絶対に許さないという態度を養う。
④児童の生活実態を把握し、必要に応じ関係機関とも連携して、迅速に適切な指導
を行う。
(6)健康の維持増進・体力の向上と安全教育の徹底
①スポーツに親しませ、豊かな運動経験が得られるような指導を進める。
②健康な生活を送るために必要な知識や生活習慣を身につけさせるため保健指導及
び給食指導の充実に努める。
③安全確保に必要な生活規律や行動の仕方を身につけさせる指導を進める。
④性教育を通じて、性に対する健全な考え方を培う指導を進める。
(7)教育相談の充実
①児童一人ひとりの悩みや心的状況を的確に把握し、安定した学校生活を促すため
の教育相談を行う。
②保護者を対象に、子育てについての研修や相談の機会を設け、子育て支援に努め
る。
(8)環境教育の推進
①教育活動全体のなかで、人間と環境との関わりについて理解と認識を深める指導
を進める。
②ビオトープの観察などを通して環境に対する豊かな感受性を培い、環境から学び
、 環境を改善しようとする意欲や態度を培う指導を進める。
(9)防災教育の推進
①児童一人ひとりがさまざまな災害から自分の命を守り、互いに助け合うことがで
きる防災力を高めるための指導に努める。
②防災教育推進のため、地域や家庭との連携を図る。
(10)保幼との連携の推進
①幼児期から児童期への発達段階を踏まえた指導を行うため、保幼小それぞれの教
育内容を交流し合う。
②就学前教育から義務教育へのスムーズな就学を実現するために、保幼園並びに保
護者との連携を通して、個々の児童の課題解決を図る。