令和2年度 1学期終業式
- 公開日
- 2020/10/16
- 更新日
- 2020/10/16
学校生活
1学期は1年生が97日、2,3年生が98日の授業日数でした。コロナで4,5月は休校となり、その分いつもよりずっと少ない夏休みを挟んで、今日まで勉強やクラブ部活動に励んできた269人の隅田中生たちです。
休み明けの月曜日から、心機一転で頑張っていこう!!
終業式校長講話
コロナ禍で変則的なスタートだった令和2年度の1学期も終業式を迎えました。みなさんにとっては、戸惑いと不安に駆られながらの1学期だったと思います。
しかし、みなさんを見ていると、こういう普通ではない状況がよりみなさんが成長するいい機会になったのではないかと思えるほど、成長の跡が伺えます。
1年生は、学校生活に慣れ、本来の明るく元気な姿を見せてくれ、体も一回り大きくなりました。
2年生はしっとり落ち着き、いろいろな場面で力を発揮し、活躍できています。
3年生。コロナ禍の影響を一番受けた中でも、崩れることなくきちんと学校生活を送ることで、隅田中学校の屋台骨を支えてくれました。そして、体育祭や修学旅行を素晴らしいものに作り上げてくれました。みなさんの個人としてだけでなく学年全体としての成長には目を見張るものがあります。
そんなみさなんの成長の様子は、このあと担任の先生から渡してもらえる通知表にも表れています。各教科の評定が気になるところですが、右下の「通信欄」にも注目してください。そこには、担任の先生がみなさん一人一人にあてた心のこもったメッセージが書かれています。
メッセージを読んでいると、「何事にもじっくり考えることができている。」、「相手の立場に立って考えることができる。」や「自分の考えをしっかり伝えることができる。」という表現が今までよりも多くなっています。
1学期の初め、みなさんに「考える」をキーワードとして学校生活してほしいと話しました。そのことが、浸透してきているとうれしく思いました。
また、「ワークやノートを見ると何個もチェックがあり、何度も問題を解いて覚えようとする努力が見られました。」や「オリジナルキャラクターが登場するノートで楽しく学習しています。」など、生活ノートを活用した家庭学習が定着していきている様子がわかります。
そして、「いつもニコニコと笑顔で話してくれる姿に癒され助けられました。」や、「〇〇ちゃんのおかげで、学級で居心地がよくなった友達もいます。ありがとう。」など、先生がみなさんに助けれたことに感謝したり、もしかしたら本人も気づいていない良さを綴っています。
さらに、「苦手意識のあることに対しては憶病になる場面を何度か見ました。もっと自分に自信をもっても大丈夫。」と励ましたり、「生活ノートなどの字の乱れが気になりました。」と、些細な変化にも目を留めて、心配していることを伝えています。
269編すべてのメッセージに、先生方のみなさんへの愛が感じられます。先生と生徒の距離が近い隅田中学校で、ますますみなさんと先生との絆が深まるよう共に歩んでいってほしいと願います。
最後に微笑ましいメッセージを紹介します。「好きな教科は給食です。これは名言でした。」これぞ隅田中生!大好きな給食をいっぱい食べて、元気モリモリ、勉強に部活動に頑張っていきましょう。
(写真下:水泳部の表彰伝達の様子)