校長室だより 2008年2月号
- 公開日
- 2008/02/04
- 更新日
- 2008/02/04
校長室だより(txt)
2月 号 No.11
校長室だより 平成20年2月1日
発行 文責 角谷
食についての授業
平成20年1月17日(木)5,6時間目 1年生全員が、給食センター仲嶌美佳栄養士さんから食についての授業を受けました。主な内容を紹介します。
◆給食センターの紹介ビデオ
高野口給食センターは最新設備でオール電化、清潔かつ快適な施設。センターで働いている人たちが活動しやすく、ドライシステムを取り入れ、大変衛生的である。ほとんどがオートメーション化されている。毎日高野口町内幼、小、中1400食を作っている。
残さずしっかり食べてね
◆残量について
ご飯は毎日270キロ炊く。そのうち50キロ残る。カレーの時は残量少ない。食べようと思えば食べられる。ご飯はゴミになってしまう。野菜などは生ゴミとして処理機械で処理し肥料としている。
◆朝食の大切さについて
学校給食は1日の摂取量の1/3をまかなっている。特に朝食について教えてもらう。
朝食は3つの目覚ましスイッチ
①頭の目覚まし→ご飯、パンなどブドウ糖を多く含むものを食べる。(主食類)
②体の目覚まし(体温を上げる)→体温上昇のためタンパク質を多く含むもの。肉や魚など(主菜類)。
③体内(排便)の目覚まし→食物繊維を多く含む野菜や果物など(副菜)
◆朝食は
①抜くとむしろ太りやすい→食事を抜くと、次に食べたとき、より吸収しようとする。
②成績アップ!?→(ある学校の)中2の成績平均点表
朝食を食べない 毎日食べる その差
国語 64.4 75.0 10.6
数学 66.9 77.2 10.3
英語 55.5 71.7 16.2
◆早寝早起き朝ご飯の勧め
早く寝ると、朝早く起きられ、しっかり朝食がとれる。1日の活動のエネルギーが蓄えられ、学校に来ても勉強・部活にがんばれる!!
仲嶌栄養士さんありがとうございました。
独り言;毎朝学校の下までゴミ拾いに出かけている。ある朝、早くから登校して友達を待っていた一人の3年男子生徒が「校長先生ご苦労様。バケツとはさみをおいてくれていたら、暇だから拾いますよ」と声をかけてくれた。平気で食べ散らかしゴミをする生徒もいれば、彼のように言ってくれる生徒もいる。彼の気持ちがうれしいではないか。
ポケット詩集
数年前、ある教育雑誌に田中和雄氏の「ポケットにナイフより詩を」というような小論を読んだことがある。少年がナイフなどを使い、人を殺傷するという事件が相次いだ頃で、同氏が、この時代にナイフをポケットに忍ばすより、ポケットには詩集を入れ読みなさい、と薦める一文だった。
妙に気になり後日、田中氏が編集した童話屋の「ポケット詩集Ⅰ、Ⅱ」を購入した。編者が書いたのだろう、2冊とも帯の文に「昔の少年は詩をよく読んだものだ。それも、とびきり上等の詩ばかりを、…」とある。小さいけれど、2冊には古今の詩人、例えば高村光太郎、茨木のり子、谷川俊太郎、吉野弘などの、それこそ心の深淵にしみこむ志の高い珠玉の詩が載っている。この時からこの詩集はいつも私の傍らにあり私を支えてくれるようになった。
人には心のバイオリズムがあり、それは私も同じである。凛としているとき、忙しさを言い訳に心が渇いているとき、人恋しいとき、落ち込んでいるとき、生きていることを実感するとき。その時々に開いて読んでみると、そこには心の有り様を表現しているぴったりの詩がある。私は、詩人が長い人生を生き、到達した信念のようなものをそこから感じ取る。詩人は、言葉をとおして私に生き方を教えてくれる。
『ポケットに詩集を』とはなんといい言葉か。ナイフは、人を助ける道具だが、時に人を殺める凶器にもなる。しかし、詩はいつも人の心を和らげ、生きる希望と勇気を与えてくれる。
田中氏は、「子どもよ、そして子どもの心をもった大人たちよ、この時代にとびきり志の高い詩を読みなさい」と勧めている。(前任校でPTA新聞に寄稿したものより)
※ポケット詩集Ⅰ、Ⅱ 編者 田中和雄 童話屋
オレンジやグリーンジャケットで毎朝町内各所に立って子どもたちの通学を見届け、声かけをしてくださる皆さんがいます。今はとても寒く本当に辛いと思いますが、子どもたちのためにうれしく感謝致します。先日、町健全育成会の打ち上げでの話し。「この声かけで町角に立ち始めた頃、『おはよう』と声をかけても、子どもたちは恥ずかしそうな声しか出さなかったが、月日を重ねるうちに子どもたちは元気な声になり、大きな声で『おはようございます』と返してくれる。それも素敵な微笑みとともに。身体の大きな中学生も元気に『おはようございます』と返してくれとても気持ちがいい。やはりコミュニケーションが大切ですね」とのこと。子どもたちの健やかな成長と安全確保のためがんばってくれている一人ひとりの地域の皆様方に乾杯!
編集後記
1月下旬の大寒から、2月初めの立春まで、1年で最も寒い時季。一番寒い時季に立春などとは、如何にと思いますが、日足は徐々に伸びてきて季節は確実に進みつつあります。三年生にとってはいよいよ正念場。体調に気をつけながら、やがてくる春のために渾身の努力を!
立春の雉子を描きて画布立てる 秋桜子