学校日記

人権講演会〜命を感じた90秒〜

公開日
2019/12/12
更新日
2019/12/12

あや小の風景

本日はPTA人権研修部主催の人権講演会をあやの台小学校体育館にて行いました。

講師は命の講演家・岩崎順子先生。

ご自身の家族の中で起こった出来事を楽しくくわしくお話してくださって、とても聞きやすかったです。聞いているうちに私たち自身も岩崎先生の家族を昔から知っているような気持ちさえしてきました。

そんな中、家族の死別についての具体的なエピソードをお話してくださいました。明るい口調のまま、あったこと、思ったことをお話してくださいました。

最後に目を閉じて、大人も子どもも、家族との別れが間近に迫った場面を想像しました。
その90秒に、みんなが感じたはずです。

死なないで!
生きて!
そばにいて!

目を開けば、当たり前にその家族が生きている現実にもどってこられましたが、その当たり前はいつくずれるものともわかりません。
だからこそ、日々の中で家族を思い、友達を思い、互いの命を尊重しあって生きていくこと大切だと、心の底から感じたはずです。

一生けん命生きてきた命は、ずっと昔からつながってきていて、今私たちはそんな命のバトンを受けて今を走っています。

それをいじめたり、バカにしたりして、傷つけるということは、それまでの命のバトンリレーすべてを傷つけることになります。

一人ひとりの命を大切に、一人ひとりの心を大切にできるひまわりのような学校を目指しましょう。

そのために、子どもたちだけでなく、大人も変わっていく必要があります。

ご家庭に向けてのメッセージもいただきました。ぜひ参考にしていただき、あやの台という町全体で、子どもたちのよりよい育ちにかかわっていきましょう。

本日ご講演いただいた岩崎先生、会の運営をしてくださった人権研修部の皆様、講演会に足を運んでくださった地域・保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。