4年生・視覚障害者理解の学習
- 公開日
- 2016/12/15
- 更新日
- 2016/12/15
4年生
12月15日(木)5時間目に、ゲストティーチャーの長尾さんに来て頂き、体育館でAB組合同でお話を聞かせてもらいました。27才で目の病気で見えにくくなり、32才で全く見えなくなったそうです。勤めていた会社を辞め、盲学校で針きゅうの資格を3年間かかって取得し、現在はあやの台で開業しているそうです。
今まで見えていたのに、車の運転もできなくなり、歩き始めは特に階段などが怖かったそうです。家庭での生活は時間が少しかかるそうですが、洗たくや洗い物など全部自分でして、不自由さに負けずに頑張っていることを教えてもらいました。
おしえてコーナーでは、「点字はどうやって、覚えたのですか?」の質問に対して、答えは、「点字はできません。」との答えで、目の不自由な人は、みんな点字ができると思っていたであろう子ども達は、みんなびっくりした様子でした。
クイズコーナーでは、(1)白杖をついた人のマーク=音声付き信号、(2)黄色い蝶々のマーク=耳の不自由な人が運転する車、(3)高齢者(70才以上)の方が運転する車のマーク、(4)最後にエレベーターの中の鏡は、なぜついているのか?=なかなか難しくて答えは出ませんでしたが、車椅子に乗っている人が、バックでエレベーターから出て行く時に、後ろが安全かどうかを確認するためのものと教えてもらいました。
最後に、長尾さんから、子ども達に「人は一人では生きていけないし、自分を助けてくれるのも友達だから、たくさんの友達をつくり、大切にして下さい。」との言葉を頂きました。有り難うございました。また、多くの新しいことを知る貴重な時間となりました。