人権の詩(こころのうた)から
- 公開日
- 2012/04/27
- 更新日
- 2012/04/27
校長室から
昨日、小冊子が届きました。
和歌山県人権啓発センターが発刊した「人権の詩(こころのうた)」
という冊子です。
応募作品の中から入賞したものを集めた冊子です。
校長室で一人読んでいて、気持ちがほっこりしました。
皆さんにも、そのいくつかをおすそわけします。
今日紹介するのは、
「あなたへ」
紀の川市の井戸崎ヨリ子さん(一般)の作品です。
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あなたがお腹に宿った時 心がおどった
あなたの胎動を感じた時 生命の不思議さに気付いた
あなたが産声をあげた時 うれしさで胸がいっぱいになった
小さな手足をバタバタさせるあなたを 愛しいと思った
初めて 寝返りをうった時
初めて ハイハイができた時
初めて 立ち上がれた瞬間
その一瞬一瞬が あなたとの大切な記念日
たくさんの感動を勇気を 与えてくれたあなた
だから 大丈夫
どんな壁だって乗り越えられるよ
生まれてくれて ありがとう
そして これからも よろしくね
もっともっと素晴らしい 記念日をふやそうね
母より
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日々の生活の中で、ともすれば忘れてしまっている感覚。
何かのきっかけで改めて振り返り、親としてどれほど子ども
の誕生に感謝し、あるがままに成長していく姿を愛おしく思
えたかを 新鮮な気持ちで思い返されたのかもしれません。
私の体験と重なり、共感しました。
「大丈夫」
私はこの言葉をよく使います。
そして、この言葉に励まされます。
また、ご紹介をします。