学校日記

人権の詩(こころのうた)から

公開日
2012/04/27
更新日
2012/04/27

校長室から

 昨日、小冊子が届きました。
 和歌山県人権啓発センターが発刊した「人権の詩(こころのうた)」
という冊子です。
 応募作品の中から入賞したものを集めた冊子です。
 校長室で一人読んでいて、気持ちがほっこりしました。
 皆さんにも、そのいくつかをおすそわけします。
 今日紹介するのは、

「あなたへ」

 紀の川市の井戸崎ヨリ子さん(一般)の作品です。

 *********************

 あなたがお腹に宿った時 心がおどった
 あなたの胎動を感じた時 生命の不思議さに気付いた
 あなたが産声をあげた時 うれしさで胸がいっぱいになった
 小さな手足をバタバタさせるあなたを 愛しいと思った

 初めて 寝返りをうった時
 初めて ハイハイができた時
 初めて 立ち上がれた瞬間
 その一瞬一瞬が あなたとの大切な記念日
 たくさんの感動を勇気を 与えてくれたあなた
 だから 大丈夫
 どんな壁だって乗り越えられるよ

 生まれてくれて ありがとう
 そして これからも よろしくね
 もっともっと素晴らしい 記念日をふやそうね

 母より

 *********************

 日々の生活の中で、ともすれば忘れてしまっている感覚。
何かのきっかけで改めて振り返り、親としてどれほど子ども
の誕生に感謝し、あるがままに成長していく姿を愛おしく思
えたかを 新鮮な気持ちで思い返されたのかもしれません。
 私の体験と重なり、共感しました。
 

 「大丈夫」
 私はこの言葉をよく使います。
 そして、この言葉に励まされます。

 また、ご紹介をします。
 




  • 81758.JPG

https://hashimoto.schoolweb.ne.jp/hashimoto01/blog_img/6028205?tm=20240805123920