学校日記

夏休み明け集会

公開日
2021/08/26
更新日
2021/08/26

学校紹介

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8月26日(木)

今日から学校が再開され、1時間目に「夏休み明け集会」を放送で行いました。

【校長先生のお話】
 全校児童の皆さん、おはようございます。

 36日間の夏休みが昨日で終わり、今日から学校が始まりました。今年はいつもより雨の降る日が多く、過ごしやすかった日が続いた夏でしたが、天気予報では今日から暑い日が続くそうです。家の中で過ごすことも多かったと思いまので、体調に気を付けて、これからの学校生活を頑張ってほしいと思います。

 さて、今年の夏は、日本にとって特別な夏でした。皆さんもテレビやインターネットなどで観ていた人も多いと思いますが、世界中のアスリートたちが東京を中心に集まり、大きなスポーツイベントが今も続いています。さて、何と言うイベントでしょうか。そうです、東京オリンピック・パラリンピックです。本当なら、昨年の夏に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症が流行したため、今年に延期されました。多くの不安を抱える中での開催でしたが、校長先生は選手の皆さんが頑張っている姿を見て、喜びや感動を一緒に味わうことができました。オリンピックやパラリンピックは4年に一度開催されますが、日本での開催は57年振りになります。つまり、自分の国で開催されるオリンピックやパラリンピックを見ることは一生に一度か二度しか見ることができません。そう考えると、とても貴重な体験だと思いますので、皆さんも楽しんでほしいと思います。

 二日前からパラリンピックが始まり、昨日の水泳では日本人選手が二つのメダルを獲りました。これからも日本人選手だけでなく、出場する世界中のすべての選手の頑張りに声援を送りたいと思いますが、このパラリンピックを見る中で、校長先生は二つのことに大きく感動しました。

 一つは、様々な障害を抱えながら出場している選手の一人一人は、自分のハンデを補うために、体の別の部分を極限まで鍛えることで、他の人に負けない強い体になっていることです。人は誰でも苦手なことがありますが、それをカバーするために様々な努力をすることは、人が生きてく上でとても大切なことだと思いました。

 二つ目は、開会式で13歳の女の子が車いすに乗りながら表現した「違いがあっていい、自分らしい生き方をしよう」と言うパフォーマンスです。人はそれぞれ、顔、体つき、能力、考え方など、様々な違いがあり、これを個性と言います。個性は、大切にされるべきものであり、(人に迷惑をかけない範囲で)他人から非難されるものではありません。この開会式のパフォーマンスで表現された「自分らしく」と言うメッセージは、とても心に残りました。

 今、紹介した「自分の足りないと思う部分をカバーする努力」と「自分らしく生きること」の二つのことを、皆さんも日頃の生活で意識してほしいと思います。

 さあ、今日から授業が再開します。心配なのは、コロナの感染が広がっていることです。今までも感染対策を頑張ってきましたが、これからも熱中症対策を同時にしなければならず、先生方も今まで以上に多くの注意などをすると思います。特別なことをする必要はありません。今まで私たちが頑張ってきた「マスクをしっかりと付けること」「石鹸で手洗いをしっかりすること」「人と人との間隔をしっかりとること」を今まで以上に意識して、一人一人が自分の身を守るための行動を自らとってほしと思います。そして、そのことにより学校が安全な場所となり、毎日の学校生活が安心できるものとなり、日々の出来事がステキな思い出の一つ一つになることを願っています。まだまだ暑い日が続きますが、頑張っていきましょう。