学校日記

☆ 5年 森林教室 ① 

公開日
2012/02/09
更新日
2012/02/09

5年生

2月9日(木)

 5年生が、理科室と野外を使って13:30〜15:30の2時間、「森林を学ぼう!緑の時間」の学習をしました。

 講師に、高野町森林組合の西田氏、橋本市山田吉原林業研究会から3名、伊都振興局地域振興部林務課から佐野主任、石井主事さんをお迎えしました。

(1)「森林・林業のお話」(西田氏)
①城山には里山を代表する植物が多く見られます。城山にある樹木として、落葉広葉樹(コナラ、クリ、クヌギ等)、常用広葉樹(アカカシ、シラカシ、シイ等)、谷筋には人の生活で使うために、スギやヒノキが植えられているとのことでした。
②林業は何十年も続けないといけない根気のいる仕事。おじいちゃんが植えた木を孫が切って、孫が植えた木をそのまた孫が切ってと、気の長くなるほど長い年月をかけて育てていかなければならない。その間、絶えず雑草をからなくていけないわけで、よく生えるのは夏だから暑く辛い作業である。枝も整理されている林は明るく、切っていない(手入れをしていない)と林は真っ暗になり、林、森として機能しなくなるとのこと でした。

(2)チェーンソーの実演(林業研究会の方々)
 まず、エンジンをかけ、チェーンソーが動き出す音の大きさににびっくり。チェーンソーはどちらの方向でも切れることなどを実演していただきました。

(3)背板切り体験
 5年生全員がのこぎりを手に、背板を15センチ幅くらいに切りました。切った板の端に紐を通す穴を2か所開けてから、サンドペーパーで表面をきれいにみがきました。

(4)ウッドバーニング体験(林務課 石井さん)
①トレーシングペーパーを使い、あらかじめ描いてきた原画を切った板の表面に写す。
②下絵に沿って焼きごて(サインペン)で焼きつける。
③下絵を消して、ひもとルーペエンドを通して完成

 講師の先生方、2時間のご指導ありがとうございました。とても貴重な体験をすることができました。


 写真上:知らないお話ばかりでびっくり。
    中:すごーい。かっこいい!
    下:さあ、がんばるぞ!