☆ 不審者侵入対応訓練①
- 公開日
- 2012/05/17
- 更新日
- 2012/05/17
学校行事1
5月17日(木)
危険をいち早く発見して、事件・事故の発生を未然に防ぎ、児童や教職員の生命や心身等の安全の確保に努めることを目的に、今回は不審者侵入対応訓練を行いました。
9:48
『不審者(に扮する山浦先生)が通用門を乗り越えて校内へ侵入してきた、と近隣の住民の方から寄せられた』という想定で、朝木教頭先生と巽先生とがすぐに刺股(さすまた)を持って、暴力行為阻止と退去の説得のため通用門に向かいました。
その間、連絡係が職員室にいる校長先生へ連絡し、校長先生は警察、教育委員会へ通報。
続いて、校長先生は連絡係へ各教室へ避難準備の連絡にまわる様に指示した後、保健室に向かい介護が必要な児童がいないかの確認を行いました。
9:57
教頭先生らは侵入者の対応を続ける一方、児童はクラス毎に静かに整列し、廊下で待機している避難誘導係の指示に従い、あらかじめ決めてある通路を通って体育館への移動を行いました。
10:00
全員、無事体育館に集合し、担任の先生が人数を確認後、校長先生へ連絡しました。
避難開始から、点呼報告まで2分40秒の速さでした。
予想以上に、静かに並んで移動できていたのに驚きました。
担当の枡谷先生のお話のあと、校長先生から
「非常事態(怖いことや思ってもいない命にかかわること)に遭(あ)うと、誰でも冷静ではおられなくなります。動けずに立ちすくんでしまったり、いつもならしない動きをしてしまったりするものです。
しかし、緊急事態にこそ、冷静な判断と迅速な行動が自分のみんなの命を守る第一条件となります。どんな時にでもパニックにならずに、先生の指示にしたがって行動できるように、今日訓練を行いました。
先生の指示に従い、押したり、走ったり、しゃべったりせずに移動することができました。2分40秒で集まることができました。とてもよかったと思います。」とのお話がありました。
PS.子どもから「刺股って何?」との質問があり、教頭先生から使い方の説明と、実際にどのように使うのかを実演してもらいました。
写真上:不審者に扮した山浦先生が通用門を乗り越えました。
中:朝木教頭先生、巽先生が刺股を持って現場に向かいます。
下:二人の先生が対応している間に、子どもたちは避難します。