葭始生(あし はじめて しょうず)
- 公開日
- 2020/04/20
- 更新日
- 2020/04/20
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4月20日(月)
おうちで過ごす毎日ですが、城山小学校のみなさん、
雨が上がり、若葉のみどりが鮮やかに目に飛び込んできます。
今日から5月4日頃を、四季の移り変わりを表した二十四節気(にじゅうしせっき)では『穀雨(こくう)』といいます。地上の穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ、という意味です。
また、二十四節気のひとつひとつをさらに3区分し、季節の風物を言葉で表現したのが七十二候(しちじゅうにこう)で、その季節の特徴的な自然現象を意味する名前がつけられています。
今日から4月24日頃を「葭始生(あし はじめて しょうず)」といいます。
山野が緑一色に輝く時期のはじまりです。枯れ色ばかりと思っていた水辺でも、よく見れば、葭の若芽が芽吹いています。ちなみに葭(蘆・葦・ヨシ)は古来、すだれや屋根、紙、楽器などに用いられ、東西を問わず、人々の生活に必需の植物でした。
参照 「くらしのこよみ」の小手帖」
旬をあじわう七十二候おぼえ書き
うつくしいくらしかた研究所+ほぼ日刊イトイ新聞 編