学校日記

先生ってたいへん!

公開日
2010/07/27
更新日
2010/07/27

校長先生より

梅雨が明けてから連日の猛暑。毎日気温が平年値を3−4度上回っています。
「梅雨明け10日は暑い」とはよく言ったもので、その通りの気候です。
学校では夏休みに入っています。しかし、教員の勤務を見ると・・・
夏休み初日から4日間は「個人懇談会」です。4−7月の子どもの様子や、優れた点、課題について保護者に報告して話し合います。
それに平行してプールで水泳クラブの指導や自由水泳の監視なども行います。
さらに、サマースクール。たくさんの児童が学力向上のために学校に来ています。夏休みに入ってから本日までをみていると、夏休み前より忙しいような気がします。この先もこの時期にしかできない「研修」や「勉強会」なども目白押し。夏休みだからと言って、ゆっくりと休む暇がありません。
その他、水泳大会への引率、行事への参加等々。
私は民間からこの立場に立たせていただいています。企業にいる時は、夏休みの先生はどのように過ごしているのかな・・と思っていました。
今の学校現場に入って感じることは、いささか忙しすぎるということです。
教員に最も必要なものは「人間性」「人格」「人となり」です。夏休みこそ、じっくり時間をかけて、読書をしたり、旅行にでかけたりして、そういうことを身につけるべきです。そのためにもう少し先生に時間的、精神的に余裕をもたせるべきと思っています。それが児童たちの健全な育成につながるからです。
「教職員の夏休みの過ごし方」を原点に戻って考える必要があります。