学校日記

上の景色と最高の風

公開日
2010/07/29
更新日
2010/07/29

校長先生より

炎天下に自然に立ち向かうかのように無謀なジョギングをしました。
7km地点で力が尽きて一休み。田舎の小道の真中に仰向けに大の字になりました。小道をおおう大木の間から青い空と白い雲が見えます。雲は気持ちよさそうに左から右に流れています。木の葉の向こうの空と雲の競演に見とれました。普段、前、横、後ろはよく見ますが、「上の景色」はあまり見ないなあと思いました。自分が住んでいる地域の空でもこんなに美しい。それに気付く心があれば、遠くに旅行に行かなくても心が豊かになれると思いました。
 その時、サアーっとそよ風が通り過ぎました。汗びっしょりの顔と体をいたわるように・・・。気持が良かったです。どんなにすばらしい空調設備でも、この風はつくれないと思いました。最高に気持ちのよいそよ風でした。
自然はいつも語りかけてくれています。
そのすばらしさを敏感にキャッチできるアンテナをいつも持っていたいと感じました。
規則正しい生活でしっかり健康管理をして、体調を整え、心に余裕をもって仕事や日常生活に励む。
そんな時、自然のささやきが聞こえ、普通の景色の中に美しさを見いだせるのではないでしょうか。