甲子園
- 公開日
- 2010/08/24
- 更新日
- 2010/08/24
校長先生より
夏の高校野球大会は沖縄の興南高校の優勝で幕が下りました。
私は準々決勝を見に甲子園に行きました。
この日は、興南高校VS聖光学園の試合でした。両チームとも投手が優秀で投手戦かと思いましたが、結構打ち合いになりました。
興南高校の島袋投手はスピードもあり、すごいピッチャーと思いました。
しかし、それより感心したのは、興南高校の各打者のバットスイングの鋭さです。かなり練習を積んでいるのでしょう。
決勝戦でも打ちまくり、13−1で快勝しました。どんな練習をしてきたのかを教えてほしい気がしました。
よく最近「練習はウソをつかない」という人がいます。確かにそうでしょう。
一生懸命に練習すれば、結果がついてくるという意味でしょう。
でも猛連習をしている学校はたくさんあります。
ではなぜ興南高校が全国4000校以上の頂点に立てたのか。
それは、「練習はウソをつかない」ではなく「ウソをつかない練習」をしてきたからではないでしょうか。欠点を補い、長所を伸ばす。そのためには練習量も大切ですが、「どんな練習」をしたかが重要です。そのことを興南高校の各打者のバットスイングの鋭さと堅い守りが教えてくれたように思います。
「結果が伴わなければ、一生懸命やったことにはならない。」
監督のこの言葉が印象的でした。おめでとう! 興南高校。