一年前
- 公開日
- 2010/08/30
- 更新日
- 2010/08/30
校長先生より
一年前の8月30日。衆議院総選挙がありました。
長年続いた自民党政権に終止符を打ち、民主党を中心とする政権が誕生しました。日本の何かが変わる・・・そんな期待を持ってスタートしました。
あれから1年。総理大臣がかわり、今また民主党の代表選挙でにぎやかです。
日本の現状を考えると、どんどん国際競争力が落ちていると感じています。
GDPを見ても明らかです。
しかし、もっと深刻なのは、人口が減少していく中で、若者を中心としたこれから社会を背負っていく人たちの意欲に勢いを感じないのは私だけでしょうか。もちろんそうさせているのは我々大人の責任です。
これから、どんな社会になっても、日本人が希望と意欲をもって快活に生活していける力を一人ひとりが備えなければなりません。
中・長期的な立場で考えると、円高、株安をはじめ経済対策も大切でしょうが今、国が真剣に力を入れなければならないのは「教育」ではないでしょうか。
「人」が国をつくります。その「人」をつくるのは「教育」です。
もっともっと教育に力を入れなければ、これからの日本は立ち行かなくなると考えています。
「家庭」「地域」「学校」がそれぞれの立場、役割をしっかり理解して、それぞれの責務を全うしなければなりません。