学校日記

『働く』ということ

公開日
2010/01/26
更新日
2010/01/26

校長先生より

大昔は生きていくために「衣・食・住」を自給自足していたのでしょう。狩りや農耕によって食料を確保し、何らかの材料で衣服をつくり、住居を建てて生活していました。「働くこと」は生活そのものでした。
その後、物々交換や貨幣経済が発達しました。人々は何らかの仕事をすることによって「衣・食・住」を獲得するための代価、報酬を手にします。
つまり、私たちは「生活の糧」である報酬を得るために仕事をします。
とすれば、仕事とはほんとうに尊いものだと思います。「働ける」ということは「生きていけること」です。仕事があることに感謝しなければなりません。
そんな気持ちで、私は仕事に対して自分が保有する「時間」「労力」「能力」を提供して全力を尽くさなければならないと思っています。
労働の持つ意味や、ありがたさ、尊さ、大変さを何らかの形で、本校児童にしっかり理解させる教育をしなければなりません。
 また、働くことは自分自身を成長させるだけでなく、人や社会の役に立てるというすばらしい側面をもっています。
将来、立派な労働ができるように、児童たちの心身を鍛えたいと考えています。