なぜならば・・・
- 公開日
- 2010/05/06
- 更新日
- 2010/05/06
校長先生より
人にものを伝える時、例えば、廊下を走らないことを子どもに伝える時、
「廊下を走るな!」と私たちは子どものころ先生に叱られました。
しかし、今の子どもには、なかなか通じません。今は、「走るな!」と叱るより「静かに歩こう!」と肯定的に言った方が良いようです。
英語で言えば、「Don‘t run!」より「Let‘s walk!」です。
しかし、これだけではダメです。弱いです。この後に必ず「Because」
つまり、「なぜならば」をつけましょう。
「廊下は静かに歩きましょう。なぜなら、人とぶつかってケガをしたり、騒がしくて、授業をしている学級に迷惑でしょう。」というように。
子どもには、「なぜ」を理解させることが大切です。これさえ理解すれば、子どもはしっかりと行動する力を持っています。大人の場合も同じです。「なぜ」つまり「Because」をしっかり説明すれば、人とのコミュニケーションもうまくいくのではないでしょうか。