学校日記

5B 福祉の学習

公開日
2013/02/22
更新日
2013/02/22

5年生

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今日は、紀見北中学校の大前先生にお越しいただき、視覚障害者の方の生活についてお話しいただきました。

目のかわりをする白杖や生活を便利にする点字を表示する機械や音声で伝えるパソコン、ゆびで触ってわかる地図など持参いただき子どもたちに紹介くださいました。
また、健常者と同じようにできる触覚でわかるオセロを見せていただいたり、じゃんけんをするにはどうすればよいか考えさせて、少しの工夫で視覚障害者の方も健常者と同じように生活を楽しめることを考えさせてくれました。

でも、やはり一番気をつけないといけないのは、道路を歩く時です。手がかりの点字ブロックの上をさえぎられるのが危ないようです。
道案内の仕方も実演してくださいました。

子どもたちからもいろんな質問がでました。
料理は、するの?指を切ることはない?
点字ブロックを覆うくらい雪が降ったらどうするの?
テレビは見ますか?
焼肉の焼き具合はどうやってわかるの?

大前先生から、お願いとして次の3点をあげてもらいました。
①点字ブロックの上をふさがないでください。
②電車の中で大声で話さないでください。
③「何かお手伝いしましょうか」と声をかけてください。

詳しい理由などあげてわかりやすく、時にはユーモアも入れて話してくれました。

授業が終わったあと、いろいろな道具を見せてくださり、子どもたちは興味しんしんでさわったり、先生にたずねたりしていました。

実際に視覚障害者の方に生活の様子を教えていただき、私たちにできることは何か考える時間となりました。
大前先生、ありがとうございました。