☆ 第15回橋本市教育フォーラム
- 公開日
- 2015/08/08
- 更新日
- 2015/08/08
その他
8月8日(土)
橋本市民会館にて、第15回橋本市教育フォーラムが開かれました。城山小学校の職員も参加し、研修してきました。
今年度のフォーラムのテーマは『みんなで考える子育てネットワーク』です。小林教育長から 橋本市の教育について、活動方針(1 家庭教育の支援、2 幼児教育、3 学校教育の推進、4 社会教育の推進)をもとに説明がありました。
続いて、前ソフトボール日本代表監督 齋藤春香 氏による講演『ソフトボールオリンピック世界一への挑戦 〜 チームワークの大切さとは 〜』を聞かせていただきました。
齋藤氏は、現役選手時代は、アトランタ・シドニー(銀メダル)・アテネ(銅メダル)と三大会のオリンピックに出場し、また、北京オリンピックでは、監督として「齋藤ジャパン」で金メダルを獲得されました。
講演の中で、子どもの頃に病気をし、その時に感じた3つの思いについて語られました。
両親への感謝の思い・自分より辛い思いをしている子どもと接して、思いやりの気持ちが育ったこと・勉強が好きになったこと(それまでは、わからないことを言葉にできなかったけれど、 院内学級での先生から「わからないことは、恥ずかしいことではないよ。」と言ってもらったことが、きっかけとなった。)です。
選手時代の経験として、指導者に対して一番嫌だったことは、「無視されること」とのことから、指導者となってからは、チームのメンバーに話をする時は、全員に視線をおくり、一人ひとり 自分が必要とされていると感じられるようにされたそうです。
また、チーム作りをし、選手を育てる上でチーム内の相互理解を大切にされ、その方法として、ミーティングを大切にし、コミュニケーションを深めていったそうです。
橋本市では、仲間づくりを大切に考えています。今日の齋藤氏のお話は、とても心に響き、休み明けに子ども達と出会うのが、また楽しみになりました。