学校日記

今年の夏は…

公開日
2011/08/31
更新日
2011/08/31

校長室から


 チャレンジの夏が終わった。
 「わくわくサマースクール」
 18日間、58教室。およそのべ1500人の子どもと大人が関わり合った。

 私たちは夏休みは家庭に子どもを返す期間だと言ってきた。
 確かにそうである。
 子ども達は、学校という枠から開放され、計画的に時間を使い、自主
自立の精神を鍛え、学校では味わえない社会体験をし、家庭の一員とし
ての役割を果たすことができる。

 しかし、現実に核家族化が進み、そのうえ両親が仕事に出る家庭が多い
ことを考えると、上記のような学びをしにくい児童がいることは容易に想
像できる。

 ならば、この期間に学校が教科学習や社会体験の機会を計画し、自主学習
する力や子ども同士、親と子、大人と子が関わり、社会性を広げる学習を提
供する必要があるのではないか?

「わくわくサマースクール」は、このような思いを実現するための事業企画。
一つの試みである。
 この18日間が、どういう役割を果たし、どのように評価されるか?
 ご苦労をかけてきた地域の方々の負担の大きさを考えたとき、それに応える
事業になったのかを慎重に吟味する必要がある。

 本日、この事業が大勢の方々の応援をいただき終えることができたことを感
謝し、これからの発展を期したいと思う。
 
 
 
  
 

 

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